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A Traveler to The Universe 02

Size: W500mm x H1300mm x D500mm

松嶺貴幸のアイコニックな作品の1つである”A Traveller to The Universe”の第二号作。本作品は、映画の名作である“未知との遭遇”からコンセプトを引用したものです。松嶺貴幸はこの作品を制作するにあたって、次の仮説を持ち出しました。

“もし、地球代表者が宇宙のどこかでエイリアンに遭遇したとしたら、その代表者は「地球人とは?」というテーマにおいて、私たち地球人についてどう説明するのだろうか?”

松嶺は、そのよううに仮説を立てた上で、宇宙人からの視点で自分自身と地球人をメタファーしはじめました。自分自身と地球人がもつ誇らしきもの、面白み、または残念ではあるが愛らしい事柄やものを想像してみました。そして、松嶺が実際に表現、制作を行うフェーズになると、松嶺は本作品の表現方法にアッセンブラージュを取り入れることにしました。松嶺が選択した地球代表物は、松嶺の身近な生活圏内から収集されるものもあれば、インターネット検索を用いて、海外から取り寄せられるものなど、アッセンブラージュに用いる選択の範囲は非常に広いものでした。その選択の広さが現代的であり、非常にユニークな事でした。

本シリーズ作品における松嶺の表現は、仮説を立て、メタファーを実施しながら組み立てるというコンセプチュアルな要因から始まり、かつアッセンブラージュを技法に取り入れて実施された、レイヤーの深い表現です。

「A Traveller to The Universe」の第二作では「地球人が生み出すネガティヴィティと、それを解決する手立て」というテーマの中で、次の6つの要素が松嶺によって選抜され、表現されました。
1. 音反応式デジタル発光キューブボックス
2. お金
3. ナイフ、拳銃、弾丸
4. スチーム発生型核エネルギーボックス
5. 宗教本
6. キャンバス(対話)

そして、その6つの要素が選択された意図は以下の通りです。
1.は地球人のブレイン、脳を表しています。6.の対話がこの1.で実施され、ニューロンスパークを起こす様を視覚的に感じ取れるように、音声に反応し、発行するように設計されました。
2.資本主義の行方は?お金に翻弄される地球人を表しています。
3.武器によって傷つけ合い、戦争する地球人の愚かさを表しています。
4.核はエネルギーを生む文明の産物であるとともに、人類の一番の的となりました。
5.人々の人道を教えるのは宗教だろうか?国を隔て、争い合う原因となってはいないか?
6.さぁ、解決の糸口を辿るために対話を始めよう。展示会場内にキャンバス(表現の対象)を置いて、作品を見て感じたことを書いて頂きました。アウトプットのきっかけ作りです。この次は口からアウトプットし、対話していこうという意図で設置されました。

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Installation Art, Solid